ゲーミングPCはゲームと特化したパソコンの事ですが、重要なのは性能です。個体差による性能差や計測した時の誤差というのは必ず発生しますが、大体の性能は把握する事が可能です。
一番ベンチマーク性能が伸びやすいパーツがCPUとグラフィックボードと呼ばれるパーツで、この型番や性能が分かるとゲーミングPCの購入時に迷わなくて済むというメリットがあります。
代表的なベンチマークソフトはFF14
ファイナルファンタジーXIVベンチマークのダウンロードはこちら
ゲーム性能であればFF14が代表的なベンチマークソフトです。国産のオンラインゲームのベンチマークソフトの中では最も重いゲームなのでFF14が動けば他のタイトルも動く可能性が高いという特徴があります。ゲーム全体の中では中量級に辺り、DQ10やDDO(ドラゴンズドグマオンライン)、PSO2、MHFなどは軽量級に分類出来ます。
重量級というのは洋ゲーの大作ソフトが相当し、最新のアクションゲームやFPSなどのグラフィックス性能要求が激しいゲームは最新のグラフィックボードを搭載しないと快適に動作しないゲームもあります。
ただ、ベンチマークソフトはバージョン等で変わるベンチもあるので、過去の製品との比較をする場合は注意が必要です。FF14の例を出すなら執筆時では紅蓮の解放者のベンチマークが公式サイトでダウンロード可能ですが、その前は蒼天のイシュガルドでした。
紅蓮の解放者 | 蒼天のイシュガルド |
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ベンチマークが変更する事によって性能要求も変わるのでスコア自体が変わってしまいます。同じCore i7 7700と同じGTX1070を搭載した製品で比較してもスコアが変化しているのが分かると思います。紅蓮の方は14,059、蒼天は16,723という事で新しい紅蓮の方が重いベンチマークという事が分かります。
なので比較するのなら同じベンチマークソフトで比較するのが望ましいです。今あるパソコンと比較したい場合はベンチマークを取ってスコアを確認して実機レビューをされている方がいたらそちらと比較するというのが分かりやすい性能差を感じやすいと思います。
世界標準のベンチマークソフトは3DMARK
執筆時の最新のグラフィックボードの性能比較になります。G-Tuneのサイトでスコアが掲載されているのでそちらのスコアをまとめた物になりますが、3DMARKのスコアは全体的な評価を下したスコアとグラフィック性能での比較がしやすいようなスコアが出ます。
大きく出ているスコアが全体的なスコアですが、グラフィック性能だけで比較したい場合は「Graphics score」の所の数字を見る必要があります。
17,262と画像では出ているのですが、ここを勘違いして全体的なスコアだけを言っているサイトさんとグラフィック性能の事を指しているサイトさんで違ってくるので他サイトさんの記事を参考にする時はここの部分で比較を間違うと後で後悔する事になる可能性もあるので注意が必要です。
シンプルに言うと、そのゲーミングPCの性能全体を知るのは全体的なスコアで測ればいいのですが、グラフィックボードの選定などで悩んでいるという時はこのGraphics scoreを参考にしてグラボの性能を推し量るのがベストです。
Fire StrikeはフルHD、Fire Strike ExtremeはWQHD、Fire Strike ULTRAは4Kのベンチとなっているので一般的な方はFire Strikeの指標だけで判断しても良いかと思います。
G-Tuneではサイト内でベンチマークスコアの評価が掲載されています!
G-Tuneの公式サイトで商品の購入ページの箇所には3DMARKのFire StrikeにおけるGraphics Scoreが掲載されています。これで性能を測れるので購入の際には参考にしてみて下さい。